杉田百合子のblueeconomy’s diary

杉田百合子が海洋情報を発信するためのブログです。

プラスティックとブルーエコノミー

プラスチックの潮流の変化
中国は、低価格のプラスチックの受け入れを防ぎ、国内のリサイクル産業を刺激するために、2018年1月にプラスチック廃棄物の輸入を禁止しました。

禁止に続いて、世界のプラスチック廃棄物取引は、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアなどの東南アジア諸国にシフトしました。 2019年の廃プラスチックの最大の輸出国は、ヨーロッパ、日本、米国でした。 オーストラリアは主にマレーシアとインドネシアにプラスチックを輸出しました。

オーストラリアの廃棄物輸出禁止は最近法律になりました。 今年の7月からは、単一の樹脂タイプに分類されたプラスチックのみが輸出可能になります。 混合プラスチックベールはできません。 来年の7月から、プラスチックは選別され、洗浄され、フレークまたはペレットに変えられて輸出される必要があります。

これは、リサイクル可能なものが海洋汚染になるという問題に対処するのに役立つ可能性があります。 しかし、オーストラリアのプラスチック再処理能力を大幅に拡大する必要があります。